行動を考える.1

いくら考えていても行動に起こさなければ意味がないと思っている。当たり前だが、行動ありきの考えなのだ。

何か目の前の現象が起こったとしてまず考える。そしてそのつぎに「行動」を起こさなければその現象に対処する事はできない。だから実「行動が最も大切な事」であって、行動ありきの考えるという事なのだ。考えた末に何もしていない事は実は「なにもしていない」のと同じなのだと思う。


日本は島国だ。

だから海外に行くのには実は少しハードルがある。

海外に行きたいな、と考える人たちはたくさんいる。が、行かない。

イメージをしている(考えている)が、結局行動に起こしていないから行けていないのだ。

 

「考える」と「行動」は具体的にどういう関係にあるのだろうか。

これらを明確にしなければならない。

自分が考える行動とは「自分の体を動かす事」だと考えている。

動いていなければ行動していない。

「行」に「動」と書いて行動。

具体的に動作は、「書く、話す、聞く、行く、作る、考える」などだろう。

 

しかし、考えるは特別だ。

「考える」という動作は行動のうちに入っているが、アウトプットするまでの事を指す。

「考えた物をアウトプット(書く、話す、作る)」するまでが「考える行動」なのだと思う。

考えてもアウトプットまでいってなければそれは行動とは言わない。

 

経験上「考えて行動する人」は優秀な人達が多い。

意味のある事しかやらないから、意味のない行動はせず、無駄がないのだ。

考えて行動をしなければ、遠回りや無駄が発生する。

文章も全く同じで、「無駄のある文章」と「無駄のない文章」でその著者の人柄が出るのは間違いない。

だからブログには人柄が出る。


このブログだって、「とりあえず匿名でもなんでもいいから文章を書いてみよう」

という事から始まった。見切り発車に近い。が、実はブログの事は過去に何度も挑戦しているし、ブログの重要性にはずっと気づいていた。そうして試行錯誤しているうちに、どうすれば続くようになるのだろうという事に対して考え始めて、今書いている。よくよく考えると、「ゆっくりと時間をかけてブログの事を考えていた」のだと思う。だから100%見切り発車というわけではない。そしてその納得のいく答えが自分の中で出た時、こうしてブログを今書いているのだ。

 

まず何かに対して「自分の脳で考える」という行動を起こす。

↓(ここのハードルが高すぎると、やる気がなくなり結局行動に移さない。)

「考えた結果」を行動に移す。

「行動をした結果を踏まえて考える」という行動を起こす。

「改善した結果」を行動に移す。

繰り返し

 

これはトライアンドエラーと全く同じだ。

そしてこれを繰り返していくうちに、長期的に計画が立てられるようになるのだと思う。

 

「自分が納得するまで考えると行動に移す事ができるようになる」。

だが大切なのは、「この納得のいく答えのハードル」を自分に合わせて考える事が大切だ。

深掘りして考えすぎて、実際に行動ができなくなってしまっては元も子もない。

だから大切なポイントは、

「自分の納得のいく答えまで考え続ける」という事も大切だ。

考えて答えが出なければ、実際にやってみてもいい。

「答えを探すために行動に移す」事も考え続けている事と同じだ。

それに「答えを知るためにやる」という理由がある。

 

こういう風に「考える事」も行動の1つだと考えればやはり「行動が先」に来る。

それよりも先にくるもの。

それが「考える行動以外のナニカ」だ。

「考えるという行動」が先か、それとも「考える行動以外のナニカ」が先か。

今の自分はここをしっかりと考える必要がある。

この行動についてはしっかりと腹の底に落ちるまで考える。