思考は現実化する。

 

昔、ナポレオンヒル著の「思考は現実化する」という本を読んでいた。

かなり難しい内容になっているが、中には具体的な思考法やワークシートなども記載されている。

実際今でもわからない事は多い。

 

しかし、今になって人生とうはそういう物なのではないかと思い始めてきた。

以前、カネの使い道は細部まで具体的にイメージする事がイキガネになるとブログで書いた。

例えば、欲しい靴があったとする。

靴を買うのは簡単だが、自分の本当に欲しい靴を探すのは至難だ。

素材は?サイズは?値段は?機能性は?ブランドは?

それらすべてに当てはまる靴というのはそうそうないが、手に入れたらそれはイキガネとなる。

自分の魂の奥底に眠っている、「本当に欲しい物を手に入れるという願い」を叶えたからだ。

靴一足にしても、本当に欲しい物を手に入れるのは至難な技だ。

しかし、叶えた結果、自信という財産がつく。

 

もう一つ問題なのは、「人間の脳は忘れる」ということだ。

「簡単に手に入る訳がない物」を、数日、数ヶ月手に入らなかっただけで、他の物で代替えしようとする。

それはそこそこ欲しい物を手に入れているだけで、本当に欲しいものを手に入れてはいない。

事実、錯覚であり本当の願いは達成されていない。

自分の魂も奥底までは届かず、そこそこにしか届かない。

そこそこの個性にしかならず、魂もそこそこしか磨かれない。

 

本当に自分の欲しい物を掘り起こす。

掘り起こした場所は深く、圧倒的に光り磨かれる。

この磨かれた一部は、個性となる。

 

自分の魂の発掘への旅を繰り返す。

繰り返して、自分の中にある個性をたくさん掘り起こし、魂が光り出す。

結果として、自分が叶えた物が全て現実化しているだけだ。

これが思考は現実化することの正体ではないのだろうか。