セロトニンには気持ちを切り替える効果がある。

 

セロトニンとは脳の中にある脳内伝達物質であり、ドーパミンノルアドレナリンと同じく3大脳内物質だ。

 

セロトニンの効果は依存症になりやすいドーパミンや、ネガティブ思考に陥りやすいノルアドレナリンのバランスを整える役割を担っている。

 

その他にも、セロトニンには気持ちの切り替えという能力がある。

例えば過去に執着して「あの時ああしておけばよかった」などと思う時。

目標を設定したが、うまく達成できなかった時等。

 

その気持ちをいつまでも引きずっていても仕方がないのは当然だ。

しかし、実際に行動として気持ちをすぐに切り替える事が難しい人も多い事だろう。

 

それはまさにセロトニン神経が弱っている可能性がある。

逆にこのセロトニン神経を鍛える事ができれば、その結果を受け入れ、気持ちをすんなりと切り替える事ができるようになるのだ。

 

 

セロトニンは脳を正常な機能に保つ為に、脳の中をコントロールしている。

脳をコントロールしているという事は、自分たちの習慣をコントロールしている。

このセロトニンと脳の構造を理解しておく事はこれからの時代にとって重要な事になってくると感じる。