ネガティブ思考について

 

全ての行動は脳の神経伝達物質と神経回路に基づいている。

 

例えばやる気が出なかったり、ネガティブな感情になるのは脳の神経伝達物質である、セロトニンの不足が原因となっている。セロトニンは脳の警察官とも呼ばれ、これが不足に陥ると、ドーパミンノルアドレナリンのバランスが崩れる。

 

ではセロトニンを増やすにはどうしたらいいかというと、大きく三つある。

1 日光を浴びる。

2 運動をする。

3 人と触れ合う。

 

これらしかない。

部屋にこもり、人とのコミュニケーションも減っていき、運動不足な人現代人はこれらがかけている可能性が高い。このような生活習慣を続けてしまえば、神経伝達物質セロトニンの放出量が少なく、ドーパミンノルアドレナリンのバランスが崩れ、結果として、行動が変わらず、やる気が出ない、ネガティブなままの状態が続いているのだ。

 

これらを変えるにはもう一つ簡単な方法がある。

それは薬を使うという事だ。

メンタルクリニックなどで処方される薬は、この神経伝達物質をコントロールする事ができる。だから薬を飲む事で、一時的にセロトニンの量を増やしたり、ドーパミンの量を抑えたりする事ができるのだ。

しかしこれらは、本質的な改善にはなっていない。

なぜならば薬がなくなれば当然同じ問題が起こるし、薬への神経回路が太くなり、薬への依存と量が増える事になるからだ。

 

だから結果として、脳の神経回路と神経伝達物質を変えるには、運動が一番適切だと思っている。瞑想も効果的と言われているが、運動後のスッキリ感を味わえないし、大量に汗をかく事もできないので、継続の点からしても難しいと思っている。

 

悪習慣を覚えてしまった神経回路を改善させるには、運動しかない。