セロトニンという脳内伝達物質について

 

定期的に体調が悪くなる時がある。体調が悪くなるとは具体的にネガティブになったり、やる気がでなくなったり、常に気持ちが晴れず行動に起こせなくなる時の事だ。

 

そこで脳科学について調べた。

全ての自分たちの行動は脳から司令で、その神経回路によって行動が構成されているらしい。そして自分たちの脳内で大変重要な3つの神経伝達物質がある。それが、ドーパミンノルアドレナリンセロトニンだ。

 

ドーパミンは、主に何かを達成した時、食べる時、興奮する時に脳内から分泌される神経伝達物質であり、依存する体質も持っている。

 

ノルアドレナリンとは、ストレスがかかった時に放出されるホルモンだ。

 

そしてその両方のバランスをうまくコントロールしているのがセロトニン

このセロトニンが不足すると、上記の二つの物質、ホルモンをうまくコントロールする事ができなくなり、体調が悪くなる。ドーパミンセロトニンは対極の働きをしている。

 

 

ではセロトニンの分泌量を増やすにはどうすればいいのか?

それは瞑想をしたり、運動をしたり、太陽光を浴びる事だ。

セロトニンの分泌量は朝が一番多く、夜にかけて少なくなり、寝る時は完全になくなる。そして寝ている間に再度セロトニンが脳内に分泌していき、次の日の朝にたっぷりと分泌された状態で1日が始まるというサイクルだ。

 

つまり、セロトニンの量を効果的に増やすには朝しかない。朝瞑想をしたり、太陽光を浴びたり、簡単な運動をする。そして効果的にセロトニンを最大量を増やし、ドーパミンノルアドレナリンのバランスが取れるようになっていく。

 

ちなみに瞑想などでセロトニンの分泌量が増えるのは一時間ほどであり、一回においての分泌量は大したものではない。すぐに戻ってしまうのだ。しかし、これを最低3ヶ月続けると、脳内のセロトニン神経という神経が変化していき、一回の分泌量が増えるという。

 

セロトニンの全ての効果が明らかにされてはいないが、うつや、やる気の向上に密接に関係している事は科学的に明らかになってきている。

 

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