旅を考える。

旅の醍醐味は自分と向き合う時間をくれる事だ。

これが1番のメリットであるし、デメリットでもある。

なぜかというと、「ありすぎる時間は苦痛」になるからだ。

 

どれくらい時間があるかというと、朝から晩まで自由に自分が時間を使えるのだ。

一日ビールを飲むことだってできるし、一日勉強をする事もできる。

人とずっとずっと一緒にいるわけでもない。

誰とも話さない一日だってある。

この「孤独感」は人間にとってかなり苦痛だ。

孤独感だけでなく、ストレス、誘惑、差別、治安、宿探し、パッキング、、、

様々ななストレスが少しずつ降りかかってくる。

 

自分が以前目を輝かせていた旅とは大違いだ。

旅は思っていたよりも過酷だ。

旅は自分との戦いなのだ。

 

自由になった自分は、自分と対話をし始め、自分を制御できなくなっていく。

故に自分のコントロールが大切なのだ。

正直今でも自分をコントロールできていないと思っている。

だがこのブログを書いている今、まだギリギリ制御ができているという事なのだろうか。

わからない。

わからないから、旅を続ける。