メディアを考える。

しばらく海外生活をしていると日本の事が無性に気になってくる時がある。

便利なスマートフォンがある故、日本のニュースを見ていない事も少なくない。

むしろ、日本の外から日本を眺めることによって客観的に日本を見れるからとても勉強になる。

自分のニュースの中心は、ニューヨークタイムズBBCをメインとして見るようにしている。

それを踏まえて日本のメディアを見てみると驚く事が多い。

 

まず日本のメディアに関して、「どうでもいい報道」が圧倒的に多い。

目立つのは芸能人の報道だ。

今ラインのニュースランキングを見てみると、10件中4件が芸能人の話題が出ている。

BBCを見てみると、芸能人やゴシップネタはほとんどいっていいほどない。

主に流れているのは、世界の政治情報や戦争の話がほとんどだ。

 

これは一体どういう事なのだろうか。

自分も長年日本のニュースを見ていた側だ。

自分の「メイン」はやはり日本中心のメディアになっている。日本のメディアをみると「安心感」みたいなのが出てくるのだ。

しかし、それほど怖いものはない。

安心しているから、このままでいいという思考になったら本当に終わりだ。

積極的に自分から変化をかけていかなければ、最終的には意思のない人間の出来上がりだ。

今自分に変化をかけなければならない。

もっともっと積極的に自分から動かなければならない。

変化をかけるのは誰だって嫌だろう。

その度にまた新しい事を覚えなければならないし、自分の時間も取れなくなる。

だが、そこを自分から進んでいく人間達だけが、意思のある人間になっていくのだ。