youtubeはテレビと同じくらい、時間の無駄。
youtube程人の時間を奪うウェブサイトはない。
一度開いたら最後、自分をコントロールできない人は何時間も時間を奪われていく。
今思えば、動画サイトというのは10年以上も前から存在していた。
その頃はまだ携帯もガラケーと呼ばれるパカパカの物だったから動画の質は当然悪い。
何より、動画を見るのにはかなりのお金がかかる(パケット代)し、遅い。
知りたい情報にたどり着くまでにもかなりの時間や労力がかかった。
だからそこまで、動画というものに人々は興味を持たなかったのだ。
それが今では高速で、無料で見放題。
更に、自分の興味のあるトピックはぐぐればyoutube側がレコメンド機能を使い、正確な情報を検索結果に出してくる。高確率で見たい動画を、早く見つける事ができるようになった。
だから一度youtubeのウェブサイトにユーザーを飛ばせば、もうyoutube側の勝利のようなものだ。そこから何時間と見させ、閉じてもまた見たいという中毒性を脳内に残す事ができる。
もちろんできるだけyoutubeを開かない事が良いが、そう簡単にはいかない。
パソコンを使う仕事以上、もう動画を見ないという事は難しいだろう。
もちろん使いようによっては、動画なしでもできるだろうが、何かを学ぼうと思った時、調べようと思った時に、動画で受け取る情報量は圧倒的に多い。
そして一番の問題は、簡単に手に入るようになった反面、自分の頭に残らなくなった事だ。
一本見た動画を、次の日に正確に覚えている人、説明できる人はどれくらいいるだろうか。
このように、圧倒的に簡単に手に入る情報は、頭に残らない。
だから結局、勉強をしたとか、何かを学んだという気になっているだけで、ただの時間の無駄になっているのである。