仕事と期限について

 

世の中にはいくつかの種類の仕事がある。

一番簡単なのは、誰かに言われた事をやってお金をもらう仕事。

もう一つは自分で考え、価値を生み出すか、サービスを提供していくという仕事。

金銭的に見れば、前者は安定的だが選択肢が限定される、後者はリスクがあるが、選択肢が広い。以下にまとめてみた。

 

1 やりたい ➕ 金銭多い ◎

2 やりたい + 金銭少ない ○

3 やりたくない + 金銭多い △ 

4 やりたくない + 金銭少ない × 

 

というところだろうか。
しかし、ここにモチベーションというものを考えるとどうなるだろうか。

4以外はモチベーションがプラスされるがこれは×になる。

 

1 やりたい ➕ 金銭多い ◎ × モチベーション 

2 やりたい + 金銭少ない ○ × モチベーション

3 やりたくない + 金銭多い △ × モチベーション

4 やりたくない + 金銭少ない 

 

だから仕事はモチベーションが全てを決めると言っても過言ではない。

毎日行きたくないところに行っても体力が必要以上に消耗するだけだ。

行きたいところに行くから斬新なアイディアも生まれ、もっと人や世に対して頑張ろうという気持ちになれる。

 

だから自分のモチベーションをあげるために徹底的に考えなければならない。

自分のモチベーションが上がる時はどういう時だろうか?

 

・褒められる。

・驚かれる、嬉しがられる。

・動く事ができる。

・切磋琢磨できる仲間がいる。

 

逆にモチベーションを下げる時はどういう時だろうか?

・マナーがない。

 

 

もう一つ大きく大切なのは、期限だ。

期限がなければ、それは仕事をやっていないのと同じ事だ。

期限があるから仕事となり、期限がないのは仕事ではなく趣味だ。

だから、やりたい事でも期限があるものは仕事となり、やりたい事で期限がないのは趣味となる。

売れないバンドマン、売れない芸人は期限を設けていないから、10年、20年でも行う。

趣味だからだ。

逆に期限を設定した人間は、売れなかったらそこで諦め、別の道を模索する。

才覚のない仕事を続けると生きていけない事を、ありのままに受け入れているからだ。

 

期限を設ける。

それが仕事だ。