自分を考える.1


今ダハブにいる。

「自分と向き合うにはダハブは最高だ」という言葉に出会ったからだ。


では自分と向き合うとは何だろうか?

自分と向き合うとは「自分と対話する事」だと思う。


では自分と対話する事とは何だろうか?

それは自分自身に疑問を投げかけて、それに回答する事だ。


自分で自分を客観的に見る事は大切な事だ。

だけど人間わかっていてもなかなかできないし、こういった習慣はすぐに忘れる。

自分は思っていた以上に自分の事をよく分かっていなかった。


だから自分を知る為に唯一自分自身で出来る事。

それが「自分との対話」なのだと思う。

なんでもいいから自分に問いかける。


「君は今何をしたい?」

「君はどんな食べ物が好き?」

「君はどんなスポーツが好き?」

「君はどんな場所が好き?」

「君はどんな人が好き?」

「君はどんな人生にしたい?」


そして大切なのはその問いに「必ず答えを出す事」だ。

その問いをほったらかしにはしない。

なんでもいいから現時点での回答を出す。

それをする事で、なぜ?という問いにきちんと「考えている事になる」からだ。

答えが出ていない時は考えていないと言っていいだろう。


「君はどんな食べ物が好き?」

「僕はカレーが好き。」


更に投げかける。


「なぜカレーが好き?」

「甘みがあって、とろみがあってご飯によく合うから。更にシンプルで食べ易いし、家でよく食べていたから。作り方も簡単だから、よく自分でも作って思い入れもあるから。更に自分で作ったカレーはもっと美味しかったから。」


なんでもない質問を自分に投げかける。

その問いに答えられるのは誰でもない、自分自身しかいない。

自分に投げかけた責任は自分自身が責任を持って回答する事だ。


自分のプロフィールを少しずつ埋めていく。

当然自分の回答に答えられてるから、他の人に同じ質問をされても即座に答える事ができる。自分の事を無駄なく相手に伝える事ができれば「無駄に相手の時間を奪う事」もない。

だから自分との対話は実は「相手を思いやる」事にも繋がっていて、これが相手の信頼にも繋がっていくのだと思う。


そしてダハブに来た今改めて自分に問う。

 

どんな人生にしたい?