カネの価値があるうちに。

 

 

日本人は世界的にみても、カネを溜め込む人種だという。

しかし、ため込んでいたカネの価値がいきなりなくなったとしたら人々はどう思うか。

 

カネにも価値がある。

日本円は今、円安とか円高とかいろいろ言われる。

だけど円安か円高かとかは、その人の価値によって決まる。

あの人が何かに対して、円は高いといえば、自分は安いと思う。

円高も円安も自分で決める事ができる。

 

じゃあ今円がどれくらいの価値があるのだろうか?

一昔前は、日本は物凄い高い国と言われていた。

しかし、今日本は世界的に見て物価の安い国だと感じている。

ヨーロッパ諸国やアメリカに比べると、日本の安い割りにものすごい高いクオリティに驚かされる。

これなら、もっと価格を上げるべきだろうと感じた。

 

ロンドンは世界的に見て物価の高い街の一つだ。

ポンドは135円前後だが、数十年前は、一ポンド340円だった。

つまり今から見れば、ポンドは驚くほど高かった。

しかし、今ポンドの価値は1/2以下以下になった。

当時、ポンドを使っていた人々と比べ、今のポンドは価値が落ちているのだ。

カネの価値は常に変動している。

 

ある日突然、日本円100万円を支払ったとしても、米10ドルとしか交換できなくなったとしたらどう思うか?

カネは価値のあるうちに使うべきだ。