リアルという漫画

 

リアルという漫画を読んでいる。

足障害を持つ人たちが行う、障碍者バスケットボールを描いた漫画だ。

 

この漫画の凄いところは、主人公が三人いるところだ。

自分にはそう読める。

 

足を持つ人。

初めから、足を持たない人。

足を途中で失った人。

 

それぞれの視点に立って描いてある。

足を持つ人には、足を持たない人の気持ちは一生わからない。

足を持たない人には、足を持つ人の気持ちはわからない。

足を途中で失った人には、足を失った事のない人にはわからない。

 

だけど、わからなくて良いのではないだろうか。

それぞれに、それぞれの世界があって、正解の道はない。

 

この漫画は勇気をもらえる。

バガボンドといい、井上さんは凄いなぁ。