よく考えるという事はよく視ることである。
ある本の冒頭で書いてあった言葉が今でも頭に残っている。
たしかに、よく考えるという事は、よく見るいう事といえる。
そもそも、よく見ていないものをよく考えることはできない。
よく見ているから、よく考えることができるのだ。
1秒見るのか、1分みるのか、1日見るので何が変わるのか?
それは、様々な角度から見る事ができるという事だ。
様々な角度から見る事ができるから、客観的に見る事ができるのだ。
ここで大切なのは、よく見続ける忍耐力であるともいえる。
1日見続けるには、忍耐力が必要だ。
忍耐力というのは、自分を鎮める力。
動物のしつけでもそうだが、「待てるかどうか」は賢さに等しい。
待つことができるという事は、自分をコントロールできている証なのだから。
よく考えるという事は、よく視る事である。