未来3
きっと、誰もが「漠然と」未来を見通せたらいいと思っている。
なぜならば、未来を見る事ができたら、先手を打つ事ができるからだ。
先手を打つ事ができれば、どんな分野にしても、自分の思い描く未来に変える事ができる。
では、未来を考えるという事は誰でもやっている事なのか?
未来を見通したいという願望と
未来を考えて見通す
は別物だ。
そして、未来は誰でも予測する事ができる。
問題は仮説を立てているかどうかだ。
仮説を立てていなかったら、合っていたとしても、理由がない。
理由がないという事は、仮説を立てていないという事である。
つまり、ギャンブルである。
仮説があれば、理由を説明する事ができる。
歴史、情報、戦略、知識、経験、自分のもてる全てに力を使い、論理的に説明できることは、技術である。
つまり
「仮説を立てる事」=「未来を予測する事」だ。
合っているかどうかは、次の話だ。
今でも覚えている事が一つある。
そのとき自分はインドにいた。
そして、一瞬、本当に小さい事かもしれないが、未来を見通せた時があった。
今考えると、もちろん仮説があった。
そして、その仮説を信じた自分がいた。
つまり、仮説を立てる事と、その仮説を信じ切る事の2つの要素が必要だという事だ。
仮説を立てても、信じ切れなければ、行動には移せない。
仮説を立てる。
そして自分を信じ切る。
この2つを超えて、自分の未来が変わる。