一日をフルに生きるために。

読書で素晴らしい内容にあったので、引用させていただく。

これはある患者の闘病日記である。

 

 

何も末期患者だけではなく、誰でも一日をフルに生きたいと思っている。

不完全な現在に言い訳をし、「いつか本気を出す」と考えている。

だが現実では「不完全な現在」を生きているものだ。

 

しかし、あと生きれる日にちが明確に決まっていたとしたらどうだろうか?

期日があると「その日一日をフルに生きる」という事が大変重要となる。

だから末期患者にとって「一日をフルに生きる」と決意する事によって、人生の最後の日々が実りのあるものに有り得るのだ。

 

そして人生の最後を実りあるものにしている患者に共通しているのが、「自分の人生に責任を持つ」ということだ。

たとえ重病であっても患者や医者などの誰かに自分の人生を押し付けることをしない。

最後まで自分の人生に責任を持って生きる事が重要という。

 

末期の患者達は「フルに生きると決意をし、結果に責任を持つ」事で、人生の最後を実りのある時間にしている。

 

では具体的にフルに生きるにはどうすれば良いのだろうか?

それが、「一日ごとの明確な目標を持つ」ということだ。

誰かを笑わせるとか、本を読むとか、自転車を漕ぐ、折り紙を折る、とか何でも良い。

自分が達成できるであろう目標に、挑戦する。

そして一日の終わりに、自分がどこまでできたかを思い返す。

達成できなくも良い。

達成できた事は具体的に何だったのか?

これが、その日のその人の満足感につながるのだ。

 

 

つまり、一日をフルに生きるために必要な事は

 

1.  不完全燃焼な自分と決別し、フルに生きると決意をする。

2. 結果どうなっても、自分の人生に責任を持つ。

3. 一日の具体的な目標を掲げる。

4. チャレンジする。

5. 一日の終わりに振り返る。

 

僕たちは、必ず一日をフルに生きる事ができる。