自分への第一の情報は何にすべきか。
この情報が溢れている世界で、自分への情報を何にするかはとても重要だ。
自分は、体験した人の話が一番だと考えている。
むしろ、それ以外の例えばインターネットや本での情報は二の次だ。
例えば戦争を体験していない人が、「戦争はしてはいけない」としても今ひとつ説得力に欠ける。なぜなら、その極限状態でその人が意思決定をしたわけではないからだ。
しかし、戦争を体験した人が、「戦争はやってはいけないものだ。」と言えば話は違う。
その人が実際に戦争に行き、何を体験して、人と戦い、その極限状態で自分は何を意思決定したのか。意思決定をし、何を行動したのか。そしてどう生き延びたのか。そこまでがすべてストーリーとなる。
だから、本当の情報というのは「意思決定をし、経験した人」の話だと考える。
ここで重要なのは、行動までしていない事は意思決定とは含めない。
だから、実際に体験した人の話を謙虚に聞く事は大切だ。
60歳のホームレスの話だって、必ず何か自分の糧になる事はあるはずだ。
なぜなら60歳も生きて、ホームレスとして生きるという事を体験しているのだから。
第一の情報は経験した人の話。
第二の情報で初めて、インターネットか本。
これは忘れてはならない。