ロシアに圧巻した。
ロシアと聞いて何が思い浮かぶだろうか?
北方領土問題、プーチン大統領、寒い国、共産主義、シベリア鉄道、ボルシチ、ソ連崩壊、、etc。
自分は今までロシアについて何も知らなかった。
というよりも知ろうと思っていなかった。
だから行ってみようと思った。
そしてロシアの壮大さに圧巻された。
今回自分が訪れたのはモスクワとセイントペテルブルグだ。
ロシアは国家安全保障国の一つの超大国であり、日本からはお隣の国であり、超大国だ。ロシアはソ連崩壊が起こってから経済が傾き、今となっては過去の国だという風潮さえある。
少なくとも、自分は日本での報道や、映画からの影響から、先進国ではないというイメージだった。
まず驚いたのは建築技術だ。
ロシアの建物は全てが大きく、他のどの国の建造物にも負けないほどの存在感があった。寒さに厳しい環境から、大きく、分厚く建物を作る事で、身を守ってきたとも考えられる。そしてメトロに乗る際も地下桁違いに深いのだ。
ロシアの建築技術はかなり高度であり、頑丈であり、長く使われている。
次にロシア料理だ。
ロシアのレストランではブッフェスタイルが多い。
味付けはアジア人に合う味をしており、基本薄味だ。
しかし、魚介類系の味はかなりしょっぱく、濃い。
薄味と濃い目のバランスを取りながら自分の好きなものを自由に取れるスタイルは非常に嬉しかった。
物価については、そこまで高いという印象はない。
円、ドルも交換できるし、両替所でもそこまで高い手数料は取られない。
そしてロシアにはサウナがある。
日本でいうスーパー銭湯みたいな感覚でサウナに入りに行くのだ。しかし、湯船や大浴場はないので注意。あくまでサウナとシャワーのみだ。
その中でロシアで取れる聖なる木?みたいなもので全身を叩く。
初めて見た時は驚きが隠せなかったが、世界は広いと感じた。実際にやってみると体が尋常じゃなく暑くなり、5分と持たない。日本のサウナがかわいく思えてしまった。
ぜひロシアに行った際にはサウナを体験してみてほしいと思う。
今回久しぶりの旅行だったが、とても良い経験となった。
ロシアのイメージがガラリと変わった。
行くことが全てとは思わないが、もともとインターネットや本、映画、絵などで情報を入れすぎると、バイアスがどんどん濃くなっていって、現実とは違うものになっていってしまうかもしれない。
だからやはり実際に経験して感じることがとても重要なのだと再確認できた。
経験に勝る成長はない。