オリンピックを開催するのか。
今年も2月が終わる。
あと約5ヶ月でオリンピックが開催される。
しかし、本当にやるのだろうかというのは気になるところだ。
政府やICOの発表では、トップが変わったところで開催する方針は変わらないと発表している。
延期で失われる経済効果が、1兆4000億円。
中止で失われる経済効果が、4兆5000億円だといわれている。
簡素化してでもやるか中止になるかでは、損失が2兆9000億円も違うのだ。
数字としてみると、日本としてはやらないわけにはいかないだろう。
一か月緊急事態宣言を出した際の経済損失は、5300億円で、2ヶ月連続で行うと、2.7兆円にまで拡大するといわれている。
今回の緊急事態宣言の延期で、感染が一ヶ月で収束がつくとは考えづらい。
つまり、オリンピックにより再度再度緊急事態宣言が出された場合、最低でも2ヶ月分の損失は免れない。
だから、1兆4000億円でカバーしたとしても、一回でも緊急事態宣言を出せば、プラス2兆9000億、つまり4兆3000億円の損失を被る可能性があるのだ。
だが、今現在にもオリンピック対策にコストはかかり続けている。
もうオリンピックを非開催と宣言してしまえば、これ以上オリンピックにかけるコスト、時間を全てコロナ対策にまわせるようになるのではないだろうか。
そして、より安全に経済をまわす事ができるようになるのではないかと考える。
開催をしない事を発表するとしたら、前日に発表するという事はないと考えられるので、3ヶ月前の4月頃だろうか。
開催をするのか、開催をしないのか、残り3ヶ月。