利確の重要性

 

株式投資において利確は最も大切だ。

小さい頃遠足で、「帰るまでが遠足だよ」と言われたものだが、それと同じだ。

利確までが株式投資だ。

 

株式投資をするという事は、紙切れで別の種類の紙切れを買う事だ。

紙切れは食べる事もできないし、乗り物として乗る事もできない。

この株式をお金や何かに交換して初めて何かを受け取る事ができる。

(交換してその国の通貨がデフォルトを起こしたら話は別だが)

だから紙切れに本質的な価値はない。

ノートの方が真っ白だし、圧倒的に使いやすい。

 

だからどの紙切れにしても「価値があるうちに別の価値があるものに交換」しなければならない。

その「価値のあるもの」がスイスフランなのか暗号通貨なのか農場なのか人なのかはわからない。

 

だが紙切れの価値は常に乱行化している事は確かだ。

 

紙切れだけでなく、すべてのものには価値がついている。

目の前のiphoneにも数万円という価値がついている。

ペットボトルにも100円の価値。

両者とも時間が経てば価値が下がるのに比べて、ゴッホの作品は時間が経つほどに価値を増していった。

 

この世の中のモノの全てのモノは、価値は常に上がったり下がったり。

だから時代を眺めながら、世の中のモノの価値を予測して行動する事が大切だ。

 

大事なのは価値があるウチに何かに交換する。

旅行などのサービスと交換して自分自身の経験にしたって良い。

それが本当の自己投資だ。

 

持っているものの価値があるウチに、何かに交換する。

それが株式投資での利確だ。