中国が英のBBC放送を禁止した。
その背景には、BBCが批判しているウイグル地区の問題がある。
長年BBCは、ウイグル自治区が、人権侵害を犯しているとして批判し続けてきた。
BBCの放送局に中国の英大使を呼んで、動画をその場で流し、キャスターが突き詰めたほどだ。
当然、中国はウイグル自治区の人権侵害について否定している。
中国は、世界の報道機関に対して極端に閉鎖的になっている。
アメリカのCNNやNEWYORK TIMESも放送禁止になる可能性がある。
中国に住んでいる人々は、世界の情報にアクセスできなくなっていく。
そうなると、より政府の支配が強くなり、支配は加速していくものとも考えられる。
残念ながら、中国のウイグル自治区問題はより深刻な方向に向かっていくのではないだろうか。