利他的に生きる事は、効率的。

 

人は生まれた時点で迷惑をかけている。

赤ちゃんの頃から、小学生と、たくさんいろんな人の恩恵を受けて育ってきたのだ。

だから、誰かが迷惑をかけない、なんてことは不可能なのである。

 

迷惑は絶対かける生き物なのだから、迷惑はかける。

だが、迷惑をかけた分、どこかで返そう。

全く赤の他人かもしれなければ、動物かもしれない。

どんな形でも、誰かや何かに、利があるような事を返そう。

それが利他的に生きるという事ではないだろうか。

 

利他的には生きる事は難しいという。

だけど、本当にそうだろうか。

実は、利他的に生きるという事は、良い事で、効率的な事だらけなのではないだろうか。

 

利他的に生きるという事は、人に喜ばれるという事であり、笑顔を産む。

利他的に生きるという事は、感謝をされるという事であり、自分の存在価値を見出せる。

利他的に生きるという事は、助けた分、助けられることである。

利他的に生きるという事は、カネに執着しない。

 

こう考えると、利他的に生きるという事は、効率しかないのだろうか。

利他的に生きる。

 

世界一幸福な国、ブータンの国王は、

「幸福は、人と人の中でしか生まれない。」

と発言している。

 

人と関わり、利他的になり、初めてカネや時間に変える事ができない「幸福」を産むのではないだろうか。