物作りを考える。

 

物作りとは何だろうか。

この世界に何か「新しい物」を産み出す事を物作りということは偉大な事だと思う。

そして今、物作りを実践している過程で再度物作りとは何かを考える。

その「世界に一つだけのもの」には必ず価値が残る。

 

一つのコップを作るでも、他の同じコップを作るのか。それとも誰かが見て「面白い」又は「便利」と思う物を作るのか。この二つに付加価値という物がつく。それはこの世界の全てに当てはまる。

 

新しい料理、新しい服、新しい家、新しいアプリ、新しい映画、新しい絵。

 

この世界には日々「新しいもの」が作られている。

では新しいものとは何だろうか?

 

新しいものとは、「この地球上において作られていない物」だ。

システムやコピーは同じ。

ウィンドウズはマックをコピーしたが、これは本当のクリエイティブではないのではないだろうか?しかし、ウィンドウズはコピーをして世界を取った。システムはコピーをしたが、それ以外の肉付けは間違いなくウィンドウズの努力の賜物だろう。そこに努力が重ねられたのだ。

 

自分の人生や経験を積んできて、絶対にこの世になかったものを生み出す。

だから、何かをインスパイアするためには、「自分の想像の領域を超えなければならない。」

 

初めて、自転車で東京に行った時、東京の大きさに衝撃を受けた。

初めて、沖縄に行った時、日本の常夏に驚いた。

初めて、北海道に行った時、北海道の寒さに驚いた。

初めて、海外旅行に行った時、海の青さと外人のセールスに驚いた。

初めて、旅をした時、旅が孤独を実感した。

初めて、カネがなかった時、本気でどうすればカネを稼げるか考えた。

初めて、カジノの行った時、カジノが恐ろしい事を知った。

初めて、動物にあった時、動物の壮大さを感じた。

初めて、地平線を見た時、地球は丸い事を知った。

 

だから何かを生み出すには、まず初めに自分が実感しなければならない。

自分の想像の域を超える体験をする事が先だ。